おかげさまで、本日、４月１５日で正田建設株式会社は昭和３３年設立以来、５０周年を迎えることが出来ました。これもひとえに、我社を支えて下さいましたお客様、協力会社の皆様、社員とそのご家族の皆様、更には先代の正田会長をはじめ先輩諸兄の皆様のお陰と感謝申し上げます。
私が社長に就任したのは、平成８年でまだ１２年の社長経験しかございませんが、創業社長でありました先代の偉業を改めて再認識している状況です。会社を続けていく偉業と言うのは、並大抵ではありません。昨今の建設業は、以前の建設業の環境とは全く違った環境であり、大変厳しい試練を強いられています。今や、人口減少や少子高齢化、更には団塊の世代が定年を迎える時代になりました。また、食の安全性、建物の安全性、更には器具の安全性能や品質管理に関わるトラブル等、社会を脅かす事故が発生しています。重大事故を起こした企業は、これまでの社会的責任について自覚ゼロの荒涼とした企業風土を脱しつつ、企業生命をかけて必死で信用や信頼を取り戻そうとする姿勢がようやく鮮明に表れてきました。
この様な中、我社は設立５０周年の節目を迎えますが、我社が試される年でもあります。この５０年間という長期に亘る信頼と信用を汚すことなく、今後も信用、信頼、実績を積み重ねていかなければと思っています。来年は、創業９０周年を迎えます。我々は、新しい時代に向けて更なる発展をしなくてはなりません。時代の変化に対応しつつ、我社がお客様から信頼される会社、また社会から必要とされる企業になるように、今後も誠心誠意でお客様に対応して参りますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。